先日、ロサンゼルス郊外にある国立自然公園の中にある養蜂家さんのお宅にお邪魔してまいりました♪
周辺に民家はまばらで、可愛い羊の牧場やがぽつんとあったりします。あたりは一面の黄色いお花畑・・・!菜の花かなと思っていたら、マスタードの花なんだそうです。
このあたりは真夏になると、乾燥と強い日差しで山火事が起こることもあります。山火事が起こると、あたり一面は焼け野原・・・でも冬を越すと再び一面の花畑に♪
自然の力ってスゴイ!
皆で一緒に、巣箱が設置してあるブラック・セージの花畑の方面まで散歩しました。
あまりにも気持ちが良いので、皆のびのびとしています。
さて、ここでブラック・セージのメディシナル・ハーブとしての効能をご説明します。
ブラック・セージの学名は、サルビア・メリフェラ。
Salvia mellifera (Black sage)
カリフォルニアやサウスダコタでよく見るネイティブ(野生・土着の)植物です。マグワートと呼ばれることもあります。
はるか昔からこの地域に住むアメリカ州の先住民(ネイティブ・アメリカン、Native Americans)のシャーマン達は、ヒーリング・予知・未来のヴィジョン・自己変革・瞑想に使用していたそうです。就寝前に焚けば、予知夢を見ること ができると伝えられているそうです。
ブラック・セージは2メートルくらいの高さがあります。
葉に含まれる芳香はとても強く、エッセンシャル・オイル(精油)にも使われます。代替医療では、葉や茎の部分を浸出したり、患部にこすりつけたりして痛み緩和に使われます。またこの植物は全体にジテルペノイド(植物性テルペノイド)を含んでおり、抗菌性や抗腫瘍性で知られています。
お花はこぶりですが蜜をたっぷり含んでいます。学名のmelliferaは、honey-producing(蜜を生む)という意味でもあります。ミツバチが好んで蜜を吸い、蜜蜂の媒体により受粉します。
ブラック・セージが満開になると、続いてマスタードの花も満開になります。生はちみつ専門店ラビティア・非加熱(RAW)・オーガニック認証蜂蜜で扱うブラック・セージの生はちみつは、カリフォルニア州・国立自然公園内の野生ブラック・セージ花畑で採れた新鮮・フレッシュな完熟ハチミツです。
こちらのお写真が蜜蜂の巣箱を設置してある場所です。
セージのはちみつは、色が淡く、春に収穫される蜂蜜らしい爽やかな味わいです。林檎、ベリー、バニラの香があり、パン・チーズ・紅茶・ハーブティー・ヨーグルトと様々にお使いいただけます。
ブラック・セージは、化粧品の配合成分で知られるようになったウルソル酸を含んでいるので、保湿効果に優れていると言われています。このセージ生はちみつで美肌パックも効果的かと思われます。蜂蜜美肌パックについては、こちらの記事もご覧ください。
ブラック・セージとマスタードのお花畑をお散歩した後は、いよいよセージ蜂蜜の収穫です。
皆で養蜂家さんに蜂よけの特別な服を着せてもらいました。
でもオーナーさんはいつも着ないそうです。理由は「蜂は俺のことをわかっているから危なくない」そうです。皆で賑やかに記念撮影です♪
長いのでページを二つに分けました。続きはこちらです。