2010年の6、7月に開花したカリフォルニア・バックウィート(蕎麦)、ルス・ラウリナ(英名Laurel Sumac)、ディア・ウィード(英名Deerweed)などのお花から収穫された、新鮮な百花蜜(ワイルド・フラワー)の生はちみつです。
収穫地はカリフォルニア州・国立自然公園内の自然保護地区です。
オーガニック認証は取得していませんが、野生環境の森林で養蜂し、完熟になってから収穫された安全で美味しい蜂蜜です。
ワイルド・フラワーのはちみつは、濃いアンバー色。カリフォルニア生はちみつシリーズでは、一番いわゆるハチミツらしいというか・・・日本人にとって馴染みやすいお味で人気があります。
秋に収穫される蜂蜜らしく、こくのある濃厚な味わいです。パン・チーズ・紅茶・ハーブティー・ヨーグルトと様々にお使いいただけますが、濃いお味なので蜂蜜だけをそのまま食べるのが一番お勧めかもしれません。
ブランデーやラムとあわせて生チョコレートのフィリングに練りこんだり、冬季にチャイ・ティーに入れるのもお勧めです。
こちらが、カリフォルニア・バックウィート(蕎麦)のお花です。
よーくお写真に近づいてみると、可愛いミツバチの姿が・・・。
カリフォルニア・バックウィートは、南カリフォルニアに自生する低木です。 「Herbal Medicine of the American Southwest」という本には
・泌尿器下部の痛みや炎症に
・腸の炎症が原因の下痢に
・皮膚の炎症に(外用)
有用と書かれています。
こちらの黄色のお花は、収穫地のディア・ウィードです。
カリフォルニアでは広くみかけられるお花です。
「Herbal Medicine of the American Southwest」という本には
・疝痛に
・消化不良、吐き気、腹部膨満感に
有用と書かれています。
ネイティブ・インディアン達がどのようにして、自然の植物を生活に取り入れてきたかを知るのは、面白いですね。
わりと、カリフォルニアには、ネイティブ・インディアン達からこういった知恵を学ぼうと自主的に勉強されておられる方がいます。
ワシントンDCとニューヨークにも、ネイティブ・アメリカン・博物館があります。 ビタミン・ミネラルに富み、濃いアンバー色が特徴のこくのある美味しい蜂蜜です。
ですが蕎麦のアレルギーがある方は、念のためにお控えください。
主な蜜源となるバックウィート(蕎麦)の学名はEriogonum fasciculatum foliolosum で、いわゆる日本で食べる蕎麦の学名はFagopyrum Esculentum Moenchです。
ご参考までに、今まで蕎麦アレルギーがある方で、この蜂蜜を食べて重篤な症状になられた方のご報告は受けておりませんが、念のためお控えくださいますようにお願い申し上げます。